取得方法別のバイク免許費用を徹底比較

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いざ免許を取ろうと思い立っても、一番肝心な費用が分からなければ何とも不安ですよね。10万円以内で取得したいと考えている方がほとんどではないでしょうか。
また学生なら長期休みを利用して合宿で取得した方が費用が安く済むかもしれません。
地方と首都圏ではどれくらい費用に差が出るのか?合宿と通学ではどちらがお得か?
一発試験で合格は可能なのか?まとめましたので、ご自身が納得いく免許取得方法を選んでみて下さい。

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近年は安くなりつつあるバイク免許

東京都、神奈川県等の首都圏の通学の費用は安いようです。首都圏に人口が集中しているという事と、車より手軽な小型二輪車の需要があるという事で地方の教習所よりは安く取得する事ができると思います。
ただし、合宿免許の費用と比べた場合は、時期やプランよっては合宿で取得した方がお得です。
合宿免許の場合は入校~卒業までの教習の基本料金や宿泊代、食事代が全て含まれており学生が少ないオフシーズンでは首都圏に合せて8万円台で取得可能です。また卒業まで追加料金がかからない安心プランがあるので、万一乗り越ししても追加費用がかかりません。
そして一番安く取得する方法が一発試験です。
こちらは試験手数料、バイクの使用料、免許交付手数料、取得時講習で23,000円位になります。合格しないとその都度受験料、バイクの使用料がその都度かかりますが、基本的な料金で言えば一番安く取得できる方法です。ただし合格率は低いので相当技術に自信がないとオススメできません。

通学と合宿の費用まとめ

・原付免許(排気量50cc以下)

資格 16歳以上
通学費用 —–
合宿免許の費用 —–
一発試験の費用 8,050円
(受験料1,500円、受講料4,500円、免許交付手数料2,050円)

・小型限定二輪免許(排気量125cc以下)

資格 16歳以上
通学費用 12万円台(所持免許なし、原付免許所持)
6万円台(普通免許所持)
合宿免許の費用 9万円台(所持免許なし)

・普通二輪免許(排気量400cc以下)

資格 16歳以上
通学費用 13万円台(所持免許なし、原付免許所持)
8万円台(普通免許所持)
合宿免許の費用

[オフシーズン]安い時期

12万円台(所持免許なし)
11万円台(普通免許所持)

[夏休み]高い時期

14万円台(所持免許なし)
13万円台(普通免許所持)

一発試験の費用 22,300円
(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許交付手数料2,050円 取得時講習16,200円)

・普通二輪AT限定免許(排気量400cc以下のAT限定車を運転可能です。MT車は運転不可)

資格 16歳以上
通学費用 12万円台(所持免許なし、原付免許所持)
6万円台(普通免許所持)
合宿免許の費用

[オフシーズン]安い時期

12万円台(所持免許なし)
11万円台(普通免許所持)

[夏休み]高い時期

14万円台(所持免許なし)
13万円台(普通免許所持)

・大型二輪免許

資格 18歳以上
通学費用 10万円台(普通二輪MT免許所持)
16万円台(普通免許所持)
合宿免許の費用

[年間一律]

10万円台(普通二輪MT免許所持)

[オフシーズン]

20万円台(普通免許所持)

一発試験の費用 22,750円
(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許交付手数料2,050円 取得時講習16,650円)

※合宿免許では春・夏休みの繁忙期は大型二輪(普通免許所持の入校は行っていない場合があります。

比べるのは料金だけでいいの?

相対的に比べると費用は通学より合宿の方が安いように思いますが、教習所もキャンペーン等を行っていますので、時期が合えば通学でも安く取得する事が可能です。キャンペーンの場合、普通二輪免許100,000円台(普通車免許所持)、大型二輪免許100,000円台(普通二輪免許所持)と合宿より安い場合もあります。ただし、取得するのに1ケ月位かかるので早く取得する事を優先する場合は合宿の方がオススメです。
料金が安い合宿でも、普通二輪免許であれば最短で9日間、乗り越しの事を考えると12日間の休日を確保しなければなりません。9日間を短いと感じるか長いと感じるかは個人によりますが、それ以下の日数で取得する場合は、一発試験しか方法はありません。

まとめ

合宿は基本的に費用が安いが、通学のメリットも十分に考えられます。また一発試験なら受験料と試験車使用料で1回4,500円台ですので5回受けたとしても22,500円なので、合宿の半額で取得する事も可能です。(取得時講習が別途かかります)
しかし合格率は低いので何回受験すれば合格するという保証はありません。指定自動車学校ではないので、弱点をしっかり教えてくれるわけでなく不合格になるたび自らの弱点を克服する必要があるでしょう。オリジナルのコースを作成したり、教習のポイントを身体能力以上に頭を使って学ばなければならないと思います。
料金だけでなくどの時期に免許を取得したいか、休みが取れるか等、自分のライフスタイルに合った取得方法を考える必要があります。