教習所に関する運転免許用語集

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教習所を卒業するためには様々な技能や学科等の教習項目を段階的にをクリアする必要があります。
ここでは卒業までに必要な教習項目をご案内いたします。

技能教習

教習所でバイクを運転する上での技術を学びます。
第一段階ではバイクの引き起こし、バイクの支え方、取り回し、クラッチ操作、乗車、停止、発進の
仕方、速度の調整、進路変更、交差点の通行などを学びます。
第二段階では一本橋、曲線、屈折コース、スラローム、坂道、急制動などの応用走行を学びます。
また二段階目の最期の教習として「みきわめ」があり、卒業検定を受験できる技術が身に付いたか
確認があります。

学科教習

教習所でバイクを運転する上での安全運転の知識や法律を学びます。
第一段階、二段階で合計26時限(所持免許なし/原付免許所持)を教習段階に応じて学びます。
道交法に基づく用語や言い回し、数字の表記(以下、以上)があるのでしっかり覚える必要があります。
また道路標識も色や形もよく似ているため間違いやすいです。

効果測定

学科教習で学んだ事が身に付いているか、その効果を図る模擬試験です。
本免試験と同様な形で問題が出題されます。※内容は一緒ではありません。

卒業検定

教習所で学んだ技能教習が身に付いているか技能試験を行います。
試験は検定員が立ち会いで行われ、普通二輪の場合は100点満点中70点以上で合格となります。
指定自動車教習所を卒業した場合は、運転免許センターで受ける技能試験が免除なり適性検査と学科試験に合格するだけで免許を取得する事が可能です。

みきわめ

技能教習で学んだ運転技術が身に付いているか、その効果を図る技能テストです。
①一段階から二段階へ移行する時、②二段階を終了し卒業検定を受ける時に行われます。

補習

検定で不合格になった場合に行われる技能です。
どこで失敗したかを再確認し改めてそのポイントを教習します。

応急救護

学科教習第二段階の一つで3時限行います。
事故に合った場合の緊急時の対応で人工呼吸、胸部圧迫、AEDの使い方を学びます。

取得時講習

運転免許試験場で一発試験を行う場合、技能試験合格後に取得時講習を受ける必要があります。
・危険予測、安全な運転に必要な技能および知識
・応急救護
※公認の教習所を卒業した方は免除になります。

初心運転者期間

普通二輪、大型二輪、原付免許をを取得して1年間は初心運転者期間とされています。
万一のこの期間内に違反(合計3点以上)をした場合は初心運転者講習を受ける必要があります。
この講習を受けなかった場合は再試験(学科及び技能試験)、または免許の取消になります。
詳しい案内は各運転免許試験場へお問い合わせください。

一発試験(飛び入り試験)

教習所で技能や学科を学ばず、直接運転免許試験場で免許取得をする方法です。
手続き等も全てご自身で行います。