バイク免許の卒業検定はリラックスして臨むことが大切です


バイク免許を取得するためには最後に卒業検定を受けてそれに合格しなければいけません。卒業検定では実際にバイクに乗って運転をする様子をチェックしてもらうことになります。そのため多くの方は緊張しています。

卒業検定ではミラー調整をするところから始まります。きちんと安全確認をしながらスムーズにコースを走らないといけないのです。S字やスラローム、クランク、クランクといったものが用意されています。一本橋を渡ったり、急制動をしたり、発着地点に戻ってくるまで少しも気を抜くことはできません。
バイク免許の卒業検定は基本的に一人ずつ順番に行っていきます。これまで教習で走っていたコースを利用します。後ろからも教官がバイクでついていきチェックします。(教習所により異なります)落ちると再試験となります。

卒業検定で落ちないためには

バイク免許の卒業検定を受けるまでに何度も実技をやることになります。その際にはきちんと感覚をつかむようにしましょう。それが卒業検定につながっていくのです。卒業検定はバイク免許を取得するための最後の難関となります。基本的にはいつも通りに走っていれば問題なく合格できるものです。しかし、明らかに大きなミスをしてしまうと落ちてしまうでしょう。そのため精神を安定させることが大切です。
基本的には減点方式となっているのですが、あまり細かいことを意識する必要はないでしょう。普段の練習でやっていることをそのまま繰り返せば良いのです。仮に落ちたとしても再試験を受けられるため、気楽な気持ちで受けることをおすすめします。
それぞれに苦手なポイントがあるはずです。その点についてはきちんと意識をしておきましょう。つい忘れてしまう動作というものがあるものです。その点だけはちゃんとできるようにイメージしておきましょう。バイク免許の卒業検定の前にイメージトレーニングを重ねることはとても効果的です。

卒業検定で難しい項目について

バイク免許の卒業検定では基本的に3つの能力を判断されます。それは運転装置を正しく操作する能力と交通法規にきちんとしたがって運転できる能力、そして安全な運転姿勢を維持して運転ができる能力です。基本的には教習で教わってきたことを正しく実践できていればバイク免許の卒業検定に落ちることはないと思いますが、100人中100人全員が合格するとは断言できません。検定は減点方式となっており、少しでも不備があればどんどんマイナスされていきます。最終試験ということで気持ちが高ぶってちょっとしたミスが重ならないように平常心で試験に臨む事が大切です。
採点基準については乗車前の安全確認をきちんとし、乗車や下車の際に正しい動作ができているのかもチェックされます。減点が大きく一発不合格になってしまう項目は特に失敗しやすいところです。スラロームのパイロン接触をしてしまったり、一本橋から落下してしまったり、急制動の距離をオーバーしたりしないよう注意しましょう。
一本橋では7秒以上のタイムで通過する必要があり7秒未満だと減点になりますが、タイムがオーバーする分には問題ないので、大きなミスがないよう丁寧に慎重に動くことが大切です。
交差点への進入や進路変更、さらには方向指示器の点灯タイミングについても細かくチェックされます。停止線オーバーや一時停止ミスにも気をつけましょう。

卒業検定を乗り切るには

バイク免許の卒業検定については緊張しないことが大切です。検定の内容はこれまで習ってきたことすべてが含まれています。乗車してからコースを走り下車するまでずっとチェックされるのです。減点方式となっており、小さなミスをしていけばどんどん点数が減らされていくでしょう。また一発不合格となるような大きなミスをしてしまうこともあります。基本的には交通法規を守って安全運転を心がけていれば、それほど大きなミスを生じる事なく合格に近づけると思います。
バイク免許の卒業検定ではリラックスして検定に臨みましょう。そもそも卒業検定にまでたどり着けるような人は「運転技術が身に付いた」と認められた訳ですから、普段の実力を出しさえすれば合格できるかと思います。その為にも、よくイメージトレーニングをしておいて本番に臨むと良いでしょう。